予防

膝の痛み! 知って得する。

膝の痛み、知って得する

今年の旅行のご予定は決まってらっしゃるのでしょうか?

旅行の時こそ、
歩き回って
美味しいグルメの食べ歩き
パワースポット巡り
お土産やさん巡り
綺麗な景色を見に
行きたいですね。

もし、旅行に行きたいけど膝が痛いという方!
今年こそは痛みなく旅行をもっと楽しめるようになりたくありませんか?

今回は、膝痛についてできるだけ分かりやすくお話ししていきたいと思います。

膝のクッションとは、正式には半月板(はんげつばん)と呼ばれている関節の間にあるクッションの働きをしているものです。

テレビを観る方ならコマーシャルで「世〇谷育ちのグル〇サミン♪」とあの軽快なリズムを耳にしたことがあると思います。

軟骨成分配合のサプリは魅力的ですが、

半月板にはそもそも痛みを感じて脳に伝える神経が繋がっていないんです…

確かに飲んで楽になったという方もいらっしゃるようですが、他にも膝痛に良いことをしていた時期と重なっていたりしている可能性が高いです

年齢と共に膝のクッションが減るということは事実なのですが、それが直接膝の痛みと関係があるとは言えないのです。

真の膝痛の原因は〇〇かもしれません。

整形外科のドクターの間でも、膝痛やその他の関節痛の主な原因は、関節周りの筋肉のしなやかさが低下することで動かした時に痛みが出たり、無理に動かそうとすると組織が傷ついて痛みを生じることだと言われるようになりました。

 

実は、膝のクッション部分には痛みを伝える神経があまり通っていないとお伝えしましたが、逆に筋肉の表面を覆っている筋膜(きんまく)や、皮膚のすぐ下には痛みを伝える神経がたくさん張り巡らされているのです。

その証拠に、軽く皮膚の表面を擦りむいたり、火傷したりすると、とても痛かって経験があると思います。

しかも、痛みのある部分がすぐ分かるようになっていますよね(膝を擦りむいたときに、当たり前ですが怪我している場所が身体のどの部分か瞬時にわかるはずです)


身体の表面の皮膚には、外からの刺激があったときに、熱い、冷たい、痛いなどが瞬時に分かるようになっていて、それは生きていく上でとても重要なのです。

それと、膝痛がどんな関係があるの⁈話逸れてない?と思われた方、もう少し我慢してお付き合い下さいね。

この皮膚の表面近くの神経なのですが、外部からの刺激だけでなく、筋肉の一部や大部分が硬くなっていると筋肉の層と皮下組織(皮膚の下の部分)がひきつれて、そのことでも痛みを感じるということが分かっています。


意外と関節の中よりも表面に原因があったというのは最近の新たな発見ですね
ちなみに、筋膜リリースといわれるものも、痛みに対するアプローチとして近い考え方で最近は認知されてきていますよね。

筋肉の硬さが原因かもしれないとわかったところで、太ももから足先までの筋肉(細かくいうと股関節周りや腰まで)が膝痛に関係が深いのですが、膝を使うための筋肉に偏りがないか、次の章で簡単にセルフチェックしてみましょう。

膝が痛む人!あの場所が硬くなっていませんか?簡単にセルフチェックする方法があります!

膝痛のある患者さまの多くに共通していること

・アキレス腱のしなやかさが低下している

・かかとを挟んで外側からと内側から軽く押した場合にアキレス腱の硬さ(動かしやすさ)に差がある

つまり、膝の外側と内側を支えている筋肉のアンバランスが膝の筋肉とつながっているアキレス腱に現れやすいのです

チェック方法は、
人に診てもらう場合

チェックしてもらう方は仰向けに足を伸ばした状態で自然に寝て、力を抜いた状態をキープします
※膝が痛くて床につくことが困難な方は軽く膝を立てて無理のない範囲で行って下さい

その体制が取れたら、チェックする方は寝ている方のかかとの骨のすぐ上にアキレス腱が触れると思いますので、左右の指でアキレス腱を外側から内側へ数回軽く押し込む動作と内側から外側へ押し込む動作を行ってみて下さい

1人で行う場合は

床に座り軽く膝を曲げた状態で足の力を抜く
その体制が取れたら、かかとの骨のすぐ上にアキレス腱が触れると思いますので、左右の指でアキレス腱を外側から内側へ数回軽く押し込む動作と内側から外側へ押し込む動作を行ってみて下さい

膝の痛みチェック

・アキレス腱の外側と内側の硬さに差があるか

・アキレス腱の外側と内側の動かしやすさに差があるか

・アキレス腱を押し込んだ時に痛みがあったか(痛みが強い場合は無理をせず、チェックを中断して下さい)

アキレス腱の硬さに外側と内側に差があった方は、筋肉の使い方にアンバランスがあって膝が痛くなっている可能性があります。

足の筋肉の使い方に差があるのは、普段の歩き方の癖が関係しているとおもわれます。

膝(ヒザ)の痛みは、歩き方で改善できます。

正しい歩き方と、正しい歩き方が難しい理由について、少しお話ししていきます。

犬、ネコ、キリン、馬、ライオン、チーターと、人間の違いは

四足歩行か二足歩行かという点も挙げられますよね。

四足歩行の動物は、前足をアクセル、後ろ足をブレーキとして仕事が分かれているのですが、

二足歩行になった人間は、進化の過程でアクセルとブレーキ両方の役割を四足歩行動物でいう後ろ足に併せ持たせることが必要になりました。

足の第1.2趾がアクセル、足の第3.4.5趾がブレーキの役割を果たすような仕組みになっています。

それが、何らかの理由でアクセルとブレーキの役割分担が上手く出来ていないと身体本来の使い方から外れた動きとなってしまうので、必要以上に負担が掛かる部分が出てくることで痛みを生じると考えられます。

正しい歩き方は、大まかにいうと、かかとで着地したあと、足の外側(ブレーキの部分)で体重を受け止め、足の内側(アクセルの部分)で踏み込むという一連の流れがスムーズに行えるかが大切なのです

力が無くてもすぐ出来る、膝痛を自力で軽くする方法をお教えします。

膝が痛くて、歩く気が起きない、無理に筋トレをしたら翌日ひどく痛みが出てもうどうしていいのか分からない

という方、膝の痛みに対してまずはじめに動かすということをしてしまうと、先ほどの皮膚のすぐ下の神経と筋膜にひきつれがある状態にあるので、余計に痛みを感じることがあります。

そこで、まず行っていただきたいことは、表面のひきつれを少なくして、皮膚表面と筋肉の間の滑りを良くするということになります。

具体的な方法ですが、いちばん簡単なのは、手を熊手のように軽く開いて、膝関節の表、裏、太ももからふくらはぎまで全体に掃き掃除をするような軽いタッチでさっさっさーと繰り返し撫でるだけです。

軽いタッチで行うのがポイントです。

2、3分行ってから、軽く膝の屈伸をしてみたり、足の軽さを確認してみて下さい。その場で効果を感じられるのではないでしょうか?

このほうきがけですが、膝や足以外にもほぼ全身に行うことが可能ですので、応急処置として覚えておくと重宝しますよ!

この方法で膝まわりの柔らかさを出したあとで、段階を踏んでトレーニングなどを行う事をお勧めします。

※普段と違う痛みが長時間続くときや、痛みの強さが激しい時には、まず病院を受診して、医師の指示を仰いでください。

それでも痛みが残る方には、鍼灸治療で手助けができるかもしれません。張・往診のご予約はこちらから。